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2010-07-29


7thシングルをリリースするにあたって幾つか曲を作ったんですが、方向性を全く意識せずに作ってしまった事でそれらの楽曲のタイプがポップスからR&B系まで、中にはスカっぽいものまで出てくる始末。
余りにジャンルが多岐に渡り過ぎたせいかプレゼンした時に皆が困ってしまったのをよく覚えています。アルバムならまだしもシングルですからね。ただ、基本中の基本を無視してしまったおかげと言ったらなんですが、方向性の重要さを改めて痛感させられました。
レコーディングに入ったのは夏の暑い時期で2006年の7月、8月。
その年の上半期は大規模な全国ツアー中だった為に楽曲制作まで手が回らず、録音作業に飢えてまして、その結果やりたい事だけが極端に肥大化され、先走っちゃってさっきの話しになるんですけど。
出来上がった様々なタイプの楽曲を弾き語りでみんなに聴いてもらって、
その中で一番反応が良かったのがタイトル曲の「熱く燃える想い」。
最初にサビのフレーズが出来てそこからAメロ、Bメロ、大サビを組み立てていったんですが、
サビに繋がるメロディラインがなかなか出来なくて苦労しました。歌詞はストレートな恋愛もの。
こういう気持ちって誰もが経験してると思いますが、人恋しさってとても切ない気持ちにさせられます。寂しさは何度経験しても慣れないから辛いんすよね~。(笑)
ただこの曲はかなり前向きなメッセージソングなんで、
聴いてくれた皆さんの背中を後押し出来てたとすれば、それは作家冥利に尽きます。
レコーディングに関しては今回スワンプ初の生弦カルテットが入り、それを絶妙なスパイスで味付けして下さった岩瀬さんの手腕を堪能出来たのはとても貴重な経験でした。今回はプロデューサーとしての立場で参加して頂いたのですが、この方の懐の広さと言うか、アイディアの豊富さ、引き出しの多さにめちゃめちゃ助けられました。スタジオ内でのディレクションなども含め、今回のレコーディングは岩瀬さん無しにはあり得なかったと思います。
Drは前回の小田原さんからそれまでライブでのみお世話になってたクマさんへ。
クマさんとは初レコーディングでしたが、仕事の早さは流石の一言。
数テイクでバシッと決めてくれますからね。プリプロ作業でのアレンジにも貢献して頂いて大変助かりました。今思えば原曲作りからアレンジに至るまで、色んな意味でひょっとしたらこの曲が今までで一番神経質な作り方だったかも知れないです。
カップリングは聴いて頂いたら分かる方もいらっしゃると思いますが、やりたかったのはビートルズ。
「I AM THE WALRUS」や、「TOMORROW NEVER KNOWS」っぽいのをスワンプ流でやりたかった。偉そうに言わせてもらえばこの手の曲は今さら説明不要だし、理屈じゃないと思ってます。
レコーディングはすっごい楽しかったですよ。クレジット見てもらったら分かりますが、俺も色んなパートをやらせてもらいました。アウトロはGのリフとDrを逆回転させてるんだけど、特にDrを録音してる時は楽しかった。中学時代の吹奏楽部を思い出しましたね。
今回もすごく充実したレコーディングで、学ぶ事も多かったです。
タイトル曲はテレビ朝日のドラマ主題歌にもなって、スワンプのメッセージを電波を通じてお届け出来たのは大変光栄な事でした。
この番組がスワンプを広める一つのきっかけとなり、バンドの存在をより多くの方々に知って頂けた事を大変有り難く思っております。
